放課後等デイサービス

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放課後等デイサービス

放課後等デイサービスは発達にデコボコがあり、特別なニーズを抱えた小学生から18歳までの学校に就学しているお子さんが対象になります。授業の終了後や学校休業日に、学校や家庭とは異なる時間・空間・人・体験等を通じて、ひとり一人に応じた発達支援を行うことにより、生活能力を高めたり、様々な経験を通して社会性を育みながら、子どもの最善の利益の保証と健全な育成を目的としています。障がい者手帳や医学的診断が無くても発達が気になる段階から利用することができます。

基本情報

営業日

月曜日~金曜日(土曜・日曜・祝日、年末年始の12/29~1/3はお休みです)

営業時間

①月曜日~金曜日:11:00~18:00 ※12:00~13:00を除きます。
②学校休業日(長期休みを含む):10:00~17:00

サービス提供時間

①月曜日~金曜日:14:00~18:00
②学校休業日(長期休みを含む): 10:00~17:00(お弁当持参)

※必要と判断される場合には送迎サービスを利用することができます。

対象者

発達にデコボコや、特別なニーズを抱えているお子さま

年齢

小学生~18歳

定員

1日10名

対応地域

稲城市

方針及び内容

・ひとり一人がもっている特別なニーズや特性を丁寧にとらえ、最大限に成長・発達できるように、年齢・経験など、発達段階に応じた環境を整えます。

・”楽しい遊び“を通して自発的・意欲的に創造性・力を発揮したり、じっくり遊びこめる時間を大切にしながら、様々な機能の発達を促します。

・身近な地域で安心して自分らしく輝ける居場所となるように、様々な活動・発達支援を提供します。

・社会への参加・包括(インクルージョン)を推進します。

・お子さまの最善の利益を考慮し、保護者の方と協力しながら成長・発達を促していきます。

アセスメント

専門職がお子さまの成長と発達を適切に把握し、障がい特性や学齢期特有の特別なニーズに基づいて、生きづらさや不適応等の背景にある要因を分析し、発達支援に適した遊びや活動、環境を判断していきます。児童発達支援管理責任者が放課後等デイサービス計画(個別支援計画)を作成し、3~6か月で支援計画の評価、見直しを行います。

子ども本人への発達支援と目標

①育ちや暮らしへの意欲を引き出す

・特別なニーズ(障がい特性)に応じた個別の支援を基本とします。

・本人が将来の生活スタイルを見つけていけるよう、一緒に考えていきます。

・自分が愛されているという安心感を土台に、信頼できる人と環境の中で、『今ある力』を発揮して「できた」という達成感や満足感を積み重ねながら、自信をもつことで次への意欲につなげます。

・ひとり一人の子どもの興味・関心、強みを生かして、年齢に応じた必要な遊びや活動を活き活きと楽しむことができる場、安心して自分らしく育っていける場としての機能を大切にします。

・集団の中での役割や当番活動、地域との交流などを通して、人と楽しく関わりながら「誰かの役に立っている」「自分の存在を認められている」という効力感や有用感をもてる経験を重ねながら自己肯定感を高めていきます。

②コミュニケーションの力を育て感情のコントロールを身に着ける

・様々な場面で本人の意思を確認しながらすすめます。

音声言語に限定せず、その子の視線や表情、筋肉のちょっとした動きを読み取り、子どもの気持ちを代弁したり、サインやカード、ジェスチャーなど、ひとり一人に適した方法で丁寧に関わりながら、コミュニケーション力を育てます。

・自己理解・他者理解・自己コントロール方法の獲得

日々の生活の中で、子どもの心に湧き出てくる喜怒哀楽などの様々な気持ちの変化をしっかり受け止め、見守りながら、やる気や達成感、自信を育てていきます。子ども自身が自分の気持ちの動きに向き合い「分析し伝えることで共感してもらえる」経験を積み重ねながら自己理解を深めていく過程を大切にします。行動・感情のセルフコントロールの方法を一緒に考えていきます。

③ソーシャルスキルの獲得:生活する技術・技能を身に着ける

・小集団の中で“人と関ることが楽しい”と感じる経験を積み重ねながら、周囲の人への興味関心の幅を広げていきます。集団における行動スキルと個別のソーシャルスキルの獲得を目指します。

・目標は将来の自立(自律)した生活

生活技術(ソーシャルスキル)とそれらを使って楽しめる能力(ライフスキル)を育てるために積極的に地域に出ていく活動を組み入れます。

ライフスキルとは

*世界保健機関(WHO)によるライフスキルとは「日々の様々な問題や要求に対し、より建設的かつ効果的に対処するために必要な能力」

①意思決定能力 ②問題解決能力 ③創造的思考 ④批判的思考 ⑤効果的なコミュニケーション能力 ⑥対人関係の構築と維持能力 ⑦自己認識 ⑧共感する能力 ⑨感情を制御する能力 ⑩緊張とストレスに対処する能力

一人ひとりの子どもの力が発揮できる環境を構成し、誰かの役に立ったと感じられる機会を作っていきます。テーブルを拭く。コップやお皿を並べる。

④余暇活動・年齢に応じた遊びや交友関係の支援

・好きな遊びを見つける。

・趣味や嗜好をひろげる。

・趣味を確立する。

・仲間の形成・自己肯定感の育成

集団の中での役割や当番活動、地域との交流などを通して、人と楽しく関わりながら「誰かの役に立っている」「自分の存在を認められている」という効力感や有用感をもてる経験を重ねながら、自己肯定感を高めていきます。

⑤自分で決めて・自分で選ぶ力を育てる

・どんなに重い障がいがあっても「自分で決めて自分で選ぶ」経験の積み重ねを意識して、活動に取り入れていきます。

・ひとり一人の子どもが意見を自由に言え、間違っていても批判されずに聞いてもらえる経験の積み重ねを大切にします。(子どもの権利条約「意見表明権」)

⑥個別療育(グループ療育利用の方)

・グループ活動を中心としながら、一人ひとりの発達をふまえ、必要に応じて個別支援タイムを取り入れています。

個別支援タイム 10:30~12:00/16:00~17:00

必要に応じてグループ療育の時間帯に設定する場合があります。ひとり一人の発達・成長を把握し、グループ療育の支援内容にフィードバックします。

SSTプログラム

毎月1回(45分間)。言語聴覚士による「ことばとこころ」の発達支援です。小グループで遊びやゲームを楽しみながら、子ども相互のコミュニケーションを豊かにし、社会性や感情のコントロールを身に着けていきます。

個別支援

予約が必要です。

年間の行事

4月 懇談会
5月
7月 七夕
8月 野外活動
9月 お月見の会
10月
11月 木の実拾い
12月 クリスマス会
1月 正月遊び(凧あげ、コマ回し)
2月
3月

保護者会…… 年2回 支援の様子についてのご報告 及び 行事のご説明を行います。(内容等については変更する場合があります)
個人面談…… 前期 後期 各1回(予定)発達の様子について記録をまとめたものをお渡しします。

日課

時刻 プログラム 具体的内容
14:00 学校へお迎え~登所 送迎車の出発は各学校の下校時間により調整します。トイレ・手洗い・うがい・検温/宿題や自主学習・読書・自由遊び(創作活動による巧緻性や表現)
15:30 始まりの会 本日の予定の確認
15:45 おやつ

自由活動

集団活動

生活クラブの安心安全な「おやつ」/集団活動・個別支援

「みんなで遊ぼう!」

・公園やトランポリンやボールゲームや大繩跳びなど(感覚統合・相互コミュニケーション)

※天候によっては外遊び。

17:45 お帰りの会(集まり) 片付け・お帰りの支度
・絵本の読み聞かせ(他者に意識を集中する)
・自分の気持ちを皆に話そう(振り返り・今日の気持ちは? 考えをまとめて表現する)
18:00 降所 自宅へ送迎車の出発 または 保護者のお迎え

 

土曜日・学校休業日・長期休暇

時刻 プログラム 具体的内容
10:00 登所

学習支援

自由遊び

送迎車の到着/トイレ・手洗い・うがい・検温
11:10 始まりの会 本日の予定の確認
11:20 集団活動 集団活動・個別支援 (集中力・巧緻性)

※室内遊具等で身体を動かして遊ぶ(感覚統合)

※天候によっては外遊び。 ※夏休みは水遊び

12:00 昼食 (各自の弁当)
13:00 のんびりリラックスタイム 自由遊び/午睡(=リラックス)をする人はこの時に
15:00 おやつ

自由活動

集団活動

(個別支援)

生活クラブの安心安全なお菓子
準備・配膳・下膳・・・役割を果たす。「みんなで遊ぼう!」・公園やトランポリンやボールゲームや大繩跳びなど(感覚統合・コミュニケーション)

天候によっては外遊び。

16:45 お帰りの会 片付け・お帰りの支度
・絵本の読み聞かせ(他者に意識を集中する)・自分の気持ちを皆に話そう(振り返り・今日の気持ちは? 考えをまとめて表現する)
17:00 送迎車出発 自宅へ送迎車の出発 または 保護者のお迎え

※当日の欠席や遅刻の場合、午前9:20までにご連絡ください。
※事前にわかっている場合は早めにお知らせください。(3日前までに連絡いただけば「欠席時対応加算」はつきません。
※お弁当をご持参ください。
※おやつは実費をいただきます。